JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-8
発生年月日 2011年01月28日
事故等種類 衝突
事故等名 漁船太陽丸漁船一哲丸衝突
発生場所 長崎県平戸市大碆(おおばえ)鼻北西方沖  大碆鼻灯台から真方位339°13.6海里(M)付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 漁船:漁船
総トン数 5~20t未満:5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年08月26日
概要  A船は、船長Aほか2人が乗り組み、大碆鼻北西方沖を約7.0ノットの対地速力で自動操舵により漁場に向けて南西進中、船長Aが、平成23年1月28日13時30分ごろ、6Mレンジとしたレーダーで船首方やや右約1M付近に船舶(以下「C船」という。)を探知し、目視により操業中の漁船であることを確認したが、C船の付近には他の漁船などを認めなかった。
 船長Aは、前方にはC船のほかには船舶はいないものと思い、操舵室後部にある小型テレビを見ながら南西進中、13時40分ごろ、大碆鼻灯台から真方位339°13.6M付近において、A船の船首部とB船の右舷船首部とが衝突した。
 船長Aは、衝撃を受けてB船との衝突に気付き、また、右舷側約150mのところでC船が揚網しているのを視認した。
 B船は、船長B、甲板員B1及び甲板員B2の3人が乗り組み、大碆鼻北西方沖の漁場に到着し、28日09時ごろから刺し網漁の操業を始め、前日、数箇所に施網した刺し網を揚網して魚を外したのち、再び投網する作業を繰り返した。
 B船は、衝突の約1時間前から揚網を行い、揚網を終えて船首を北に向けて漂泊し、船長B及び甲板員2人が、船尾甲板で魚を外したのち、次の投網準備のために漁網の整理を始めた。
 船長Bは、周囲を見たとき他船がいなかったので、接近する船舶はいないものと思い、漁網の整理を続けていたところ、A船と衝突した。
原因  本事故は、大碆鼻北西方沖において、A船が南西進中、B船が漂泊中、両船が見張りを行っていなかったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:3人(一哲丸船長及び甲板員)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。