JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-8
発生年月日 2011年02月20日
事故等種類 衝突
事故等名 漁船萬福丸プレジャーモーターボートアズマF・C衝突
発生場所 福岡県福岡市玄海島西方の長間礁(ながましょう)付近  長間礁灯標から真方位303°1,400m付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 漁船:プレジャーボート
総トン数 5t未満:その他
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年08月26日
概要  A船は、船長Aが1人で乗り組み、椅子に腰を掛けて操船に当たり、約8.0ノットの対地速力で自動操舵により玄界島西方の長間礁付近を南東進中、平成23年2月20日12時32分ごろ、レーダーにより船首方1海里(M)付近にB船を探知し、目視によりB船が停止していることを確認した。
船長Aは、B船の船首方を何とか通過することができるものと思って航行し、衝突の約4分前、B船との距離が約0.5Mとなった頃、舵輪の近くに置いていたタオルが床に落ちたので、タオルを拾い上げ、引っ掛かっていた釣り針を外していたところ、12時40分ごろ、長間礁灯標から真方位303°1,400m付近において、A船の船首部とB船の左舷船尾部とが衝突した。
B船は、船長Bが1人で乗り組み、同乗者3人を乗せ、長間礁付近でパラシュート型シーアンカーを投入して船首を西に向け、機関を停止して漂泊し、釣りを行っていた。
船長Bは、衝突の約2~3分前、左舷方600m付近にB船に向けて接近して来るA船を視認し、A船がB船の釣りの様子を見に来ているのではないかと思い、A船の動静を見守っていた。
船長Bは、A船が約20mまで接近しても減速しないので衝突の危険を感じ、同乗者3人を海に飛び込ませ、自身は船べりにつかまっていたところ、A船と衝突した。
A船は、同乗者3人を救助したのち、海上保安部に連絡した。
A船及びB船は、自力航行して玄界島漁港に入港した。
原因  本事故は、長間礁付近において、A船が南東進中、B船が漂泊中、A船が見張りを行っていなかったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。