JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-1
発生年月日 2009年08月17日
事故等種類 火災
事故等名 漁船ほくさん丸火災
発生場所 愛知県赤羽根港東防波堤灯台から真方位112°750m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年01月29日
概要  本船は、平成21年8月17日05時00分ごろ、船長ほか3人が乗り組み、仲間の漁船と2そう引きのしらす機船船びき漁業の目的で、愛知県田原市赤羽根漁港沖の漁場に向かった。
 本船は、11時00分ごろ、ローラーウィンチ(以下「ウィンチ」という。)やデリックを使用して、当日6回目の網揚げ中、ウィンチの電線からゴムの焦げるような臭いが発生した。
 船長は、後部入口から機関室内を見たところ、すでに黒煙が充満して視界を遮っており、手持ち式粉末消火器の使用を試みようとしたものの、そのハンドル部分が錆びて使用できなかったので、初期消火を断念し、全員が仲間の漁船に乗り移って救助された。
 本船は、13時15分ごろ赤羽根漁港から東方約500mの海岸に漂着し、消防車での放水消火活動が行われ、17時00分ごろ鎮火したが、同日中に解撤された。
原因  本事故は、本船が赤羽根漁港沖の漁場で揚網作業中、モーターのコイルが短絡して過大な電流が流れ、バッテリーからモーターまでの配線が燃えて機関室内に延焼したため、発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。