JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-7
発生年月日 2010年12月06日
事故等種類 衝突
事故等名 遊漁船海幸遊漁船美香丸衝突
発生場所 鹿児島県南さつま市野間岬北東方沖  薩摩野間岬灯台から真方位043°6.6海里付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 遊漁船:遊漁船
総トン数 5t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年07月29日
概要  A船は、船長Aが1人で乗り組み、釣り客3人を乗せて野間岬北東方沖で遊漁中、船長Aが、A船の南東方120~130m付近で錨泊して遊漁中のB船及び他の遊漁船(以下「C船」という。)を視認した。
A船は、B船及びC船の間のポイントに移動することとし、衝突の約5~6分前に航行を始め、約6.5ノットの速力で左舷船首から出していた錨索を引くことによって錨を海底から上げ、錨索がプロペラに絡まないように手動操舵により左に回頭しながら移動を始めた。
船長Aは、B船及びC船の周囲を左に大回りし、B船の左舷方で錨泊するため、B船の船首方に向首したのち、操舵位置の正面にある魚群探知機を見ていたとき、平成22年12月6日12時15分ごろ、B船と衝突した。
B船は、船長Bが1人で乗り組み、釣り客4人を乗せ、船首を北東方に向けて錨泊して遊漁中、船長Bが、A船が錨を引きずりながらB船の周囲を左に回り始めたので、A船の動きを注意して見ていた。
船長Bは、A船が、B船及びC船の間に入って来るものと思っていたところ、急に左に回頭してB船に向首したので衝突の危険を感じ、操舵室に駆け込んで汽笛を鳴らそうとしたが、A船とB船の右舷側とが衝突した。
両船は、負傷者はなく、自力航行して帰航した。
原因  本事故は、野間岬北東方沖において、A船が釣り場を移動中、B船が錨泊して釣り中、船長Aが見張りを行っていなかったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。