JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-7
発生年月日 2010年03月10日
事故等種類 死傷等
事故等名 ケミカルタンカー第二旭豊丸乗組員死亡
発生場所 京浜港川崎区 神奈川県川崎市旭化成ケミカルズ2号桟橋 川崎北防波堤灯台から真方位317°3,020m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 タンカー
総トン数 200~500t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年07月29日
概要  ケミカルタンカー第二旭豊(きょくほう)丸は、船長ほか4人が乗り組み、京浜港川崎区の旭化成ケミカルズ専用桟橋で約380tのターシャリーブチルアルコールを揚荷中、平成22年3月10日13時55分ごろ、揚荷作業に従事していた一等航海士が、左舷2番貨物タンクに入り、酸素欠乏による窒息で死亡した。
原因  本事故は、本船が、京浜港川崎区の本件桟橋においてTBAの揚荷中、一航士が、防毒マスクを装着し、揚荷に伴って窒素ガスが注入されて酸素濃度が低下していた本件タンクに入ったため、酸素濃度が低下していた空気を吸入したことにより発生したものと考えられる。
 一航士が、揚荷に伴って窒素ガスが注入されて酸素濃度が低下していた本件タンクに入ったのは、本件タンク内のドレンプラグが取り付けられていないことに気付いた際、その取り付けを急いだことなどから、本件タンクに窒素ガスが注入されていたことを失念し、ドレンプラグを取り付けようとしたことによる可能性があると考えられる。
死傷者数 死亡:1人(一等航海士)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。