
| 報告書番号 | MA2011-6 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年07月25日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | モーターボートシーザー999漁船後實丸衝突 |
| 発生場所 | 京都府宮津市宮津港第4区 宮津港杉ノ末防波堤灯台から真方位320°3,200m付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | プレジャーボート:漁船 |
| 総トン数 | 5t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年06月24日 |
| 概要 | A船は、船長Aが1人で乗り組み、夜通しの釣りを行い、途中、3時間ほど睡眠をとり、平成22年7月25日04時30分ごろ、夜釣りを終え、白色全周灯及び両舷灯を点灯し、京都府伊根町鷲埼沖を発して帰途につき、宮津市二本松沖に向けて約23km/h(約12.2ノット)の速力で西北西進した。 船長Aは、夜釣りの疲れもあって操舵室右舷側の椅子に深く腰を掛けて手動操舵に当たり、これまで二本松沖で錨泊中の船舶を見かけたことがなかったので、前路に他船はいないと思い、前方をよく見ずに航行した。 船長Aは、前路で錨泊中のB船に気付かずに航行し、衝突直前、B船上で立っている人影が見えたので、全速力後進をかけたが、A船の左舷船首部とB船の左舷中央部とが衝突したのち、A船がB船船尾部の船外機の上を通過したとき、船外機と接触した。 B船は、操舵室がない伝馬船型の小型漁船で、船長Bが1人で乗り組み、衝突約5分前の05時05分ごろ、二本松の沖約200mの水深約6~7mのところで、右舷船尾から重さ約3㎏の錨を入れて錨索約10mを出し、機関を停止して形象物を掲げずに錨泊した。 船長Bは、船体中央部に立ち、右舷側に釣り竿を出してルアー釣りを始め、竿先を見ていたとき、衝突の直前に左舷側から接近するA船を初めて視認し、大声を出すとともにその場に倒れ込んだが、05時10分ごろ衝突した。 船長Bは、倒れ込んだ際に身体を船体に打ち付けて負傷した。 B船は、事故後、A船にえい航されて宮津市溝尻に入港した。 |
| 原因 | 本事故は、二本松沖において、A船が西北西進中、B船が錨泊して釣り中、A船が適切な見張りを行っていなかったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(船長) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。