JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-2
発生年月日 2009年08月02日
事故等種類 死傷等
事故等名 モーターボートASIKA乗組員死亡
発生場所 不明(神奈川県横須賀市海獺島灯台から真方位259°1,300m付近(概位 北緯35°12.6′ 東経139°43.3′)で本船及び船長が発見された。)
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年02月26日
概要  本船は、平成21年8月2日(日)06時40分ごろ、船長1人が乗り組み、釣りの目的で、横須賀市舟倉の平作川沿いの係留地を出発し、横須賀港第7区横須賀市久里浜に位置する東京電力横須賀火力発電所南側の防波堤(以下「南側防波堤」という。)沖の釣り場に向かった。
 南側防波堤西端付近で釣りをしていた人(以下「釣り人A」という。)は、07時10分ごろ、南側防波堤西端から東方約100m、南方約80mのところに、無人の状態で旋回中の本船と付近で浮いている船長を発見したので、携帯電話で瀬渡船の船長に救助を要請し、07時12分ごろ瀬渡船の船長が118番に通報した。
 釣り人Aは、南側防波堤に向かって泳いでいた船長が「助けてくれ。」と叫んだのを聞いたが、まだ距離があるので、クーラーボックス等を船長に向かって投げた。船長は南側防波堤まで約10mに近づいたとき溺れ始め、釣り人Aなど4人が救助するため海に飛び込んだが、船長は海中に沈み行方不明になった。
 海上保安部、消防署及び瀬渡船が捜索を行った結果、船長は、同日08時23分ごろ南側防波堤西端付近の海底で、消防署の救助隊により発見され、病院に搬送されたが、溺死と検案された。
原因  本事故は、本船が横須賀港第7区の南側防波堤南方沖を航行中、1人で乗り組んでいた船長が救命胴衣を着用せずに落水したため、発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 死亡:船長
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。