
| 報告書番号 | MI2011-5 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年08月28日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | モーターボート富士丸運航不能 |
| 発生場所 | 能登半島北東部の石川県珠洲市沖 珠洲市鵜飼港東防波堤灯台から真方位099°0.96海里(M)付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | プレジャーボート |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年05月27日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、容量20ℓのプラスチック製燃料油(以下「FO」という。)タンク2個をそれぞれ容量一杯とし、うち1個のFOタンクと船外機を専用のFO供給管(以下「供給管」という。)で接続したのち、船外機を運転して係留地を出発し、珠洲市沖で釣りを開始した。 船長は、平成22年8月28日17時20分ごろ、使用していたFOタンクの残量が少なくなったので、新しいFOタンクの供給管を船外機に接続しようとしたが接続することができず、17時30分ごろ、鵜飼港東防波堤灯台から真方位099°0.96M付近で、船外機の運転ができなくなった。 船長は、携帯電話を所持しておらず、連絡ができないまま西方に漂流し始めた。 船長の家族は、船長が帰宅しないことから、本船の係留地に赴いたところ、船長の自家用車を見付け、22時15分ごろ警察に通報し、23時18分ごろ警察から最寄りの海上保安部に捜索の依頼連絡が入った。 海上保安庁の巡視艇及びヘリコプター、水難救済会の救助船などが、捜索に当たっていたところ、翌29日01時41分ごろ、捜索していたヘリコプターにより本船が発見された。 本船は、ヘリコプターから連絡を受けて発見現場に急行した巡視艇にえい航され、03時30分ごろ、係留地に帰港した。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が、珠洲市沖で魚釣り中、FOタンクを切り替える際、船長が、供給管の船外機への接続を適切に行わなかったため、供給管先端の固定ピンが曲損し、供給管が船外機に接続できず、船外機の運転ができなくなったことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。