JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-5
発生年月日 2010年10月20日
事故等種類 乗揚
事故等名 漁船大政丸乗揚
発生場所 長崎県平戸市的山(あづち)大島北岸 的山大島長崎鼻灯台から真方位245°1,150m付近  
管轄部署 長崎事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年05月27日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、的山大島西方の漁場でいか一本釣り漁を行ったのち、平成22年10月19日23時45分ごろ佐賀県高串漁港に向けて帰途についた。
 船長は、背もたれの付いた操縦席に腰掛け、GPSプロッターで同島長崎鼻北方沖の変針予定場所を設定し、自動操舵により、真針路095°及び対地速力約9.5ノットで変針予定場所に向けて東進中、翌20日00時23分ごろ手動操舵に切り替え、軽い眠気を感じながら航行していたところ、居眠りに陥った。
 本船は、北東方からの風と波により圧流され、緩やかに右転し始め、00時40分ごろ、的山大島北岸の岩場に乗り揚げた。
 船長は、携帯電話で先航する僚船に乗り揚げたことを知らせ、本船が所属する漁業協同組合等への連絡と救援を依頼し、船を降りて崖下の岩場で救助を待ち、海上保安庁のヘリコプター及び巡視艇によって救助された。
 本船は、大破し、後日、撤去された。
原因  本事故は、夜間、本船が、的山大島北方沖を手動操舵で東進中、船長が居眠りに陥ったため、風と波に圧流されて同島に向けて航行し、同島北岸に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。