
| 報告書番号 | MA2011-5 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年11月11日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | ケミカルタンカー協和丸乗揚 |
| 発生場所 | 広島県呉市鹿島(かしま)東岸 安芸爼岩(あきまないたいわ)灯標から真方位009°1,650 m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | タンカー |
| 総トン数 | 200~500t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年05月27日 |
| 概要 | 本船は、船長及び機関長ほか2人が乗り組み、硝酸ソーダ約350tを積載し、船首約2.30m、船尾約3.80mの喫水で、平成22年11月11日00時00分ごろ、愛媛県大島北西岸のカヤトマリ鼻灯台から076°(真方位、以下同じ。)1.4海里付近において、機関長が、船長から引き継いで単独の船橋当直につき、椅子に腰掛けた姿勢で自動操舵により西進した。 本船は、00時10分ごろカヤトマリ鼻灯台から004°1,100m付近において、機関長が、250°の針路に設定し、約10.0ノット(kn)の速力(対地速力、以下同じ。)で、来島海峡航路西口の北端沖に向けて自動操舵により航行した。 機関長は、来島海峡航路西口の北端沖を通り過ぎたのちに変針し、愛媛県松山市中島と松山市怒和島間のクダコ水道を南西進する予定としていたが、椅子に腰掛けたままの姿勢で船橋当直を行っていたところ、視界が良く、周囲に他船がいなかったことから、気が緩んで居眠りに陥った。 本船は、来島海峡航路西口の北端沖を通過して変針予定場所に達したものの、機関長が居眠りに陥っていたので、針路約250°速力約10.0knのままで鹿島東岸に向けて航行を続け、02時40分ごろ安芸俎岩灯標から009°1,650 m付近の鹿島東岸に乗り揚げた。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、来島海峡航路西口の北端沖を自動操舵で西南西進中、単独で船橋当直中の機関長が居眠りに陥ったため、変針予定場所を通過し、鹿島東岸に向けて航行して乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。