
| 報告書番号 | MA2011-5 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年05月27日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 漁船美保丸乗揚 |
| 発生場所 | 東京都神津島村恩馳(おんばせ)島西南西方沖 神津島灯台から真方位261°2.8海里(M)付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年05月27日 |
| 概要 | 本船は、船長が1人で乗り組み、東京都八丈島南西方沖の漁場に向け、約6ノット(kn)の速力で、自動操舵により南進中、船長が、恩馳島北西方沖約3Mにおいて、同島西方約2M沖に船首が向くように自動操舵のまま南西の磁針路に変針した。 船長は、変針後、船尾甲板で後方を向き、漁具の準備作業を行っていたところ、本船は、平成22年5月27日09時00分ごろ恩馳島西南西方沖の岩場に乗り揚げて機関が停止した。 船長は、機関を後進にかけて離礁しようとしたが、機関が始動しなかったので、無線で僚船に救助を要請した直後、本船が右舷側に傾斜して落水した。 船長は、落水時に左足大腿部に打撲と切傷を負ったが、乗揚場所の東方の岩場まで泳ぎ着いたのち、駆けつけた僚船に救助された。 本船は、波浪により岩場に打ち揚げられて転覆した。 |
| 原因 | 本事故は、本船が恩馳島北西方沖を南西進中、船長が、船尾甲板で漁具の準備作業を行い、船位の確認を適切に行っていなかったため、黒潮の影響を受けて東方に圧流され、恩馳島西南西方沖の岩場に接近していることに気付かず、同岩場に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(船長) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。