JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-4
発生年月日 2010年10月20日
事故等種類 死傷等
事故等名 貨物船海豊丸乗組員負傷
発生場所 岡山県倉敷市水島港玉島1号ふ頭 水島港八幡防波堤灯台から真方位048°830m付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 貨物船
総トン数 200~500t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年04月22日
概要  本船は、船長、一等機関士ほか3人が乗り組み、スチールコイル約1,743tを載せ、船首約3.8m、船尾約4.8mの喫水で、平成22年10月19日水島港玉島1号ふ頭に左舷着けした。
 船長は、降雨が予想されたので、荷役業者による荷揚げ開始前の20日08時05分ごろ、乗組員全員により‘呉港で荷揚げするスチールコイルに防水シートを掛ける作業’(以下「本件作業」という。)を行うことにし、ハッチカバーを閉鎖した状態の船倉に入った。
 乗組員全員は、船倉中央部に1段で8列に積まれた呉港で荷揚げするスチールコイルの上に乗り、船長が指揮し、照明灯を点灯して本件作業を始めた。
 一等機関士は、本件作業が終了したとき、スチールコイルに掛けた防水シートの上におり、船倉から甲板上に出るために右舷側の外板付近を船倉後部のはしごに向かって防水シートの上を足でスチールコイルの隙間を探りながら移動中、スチールコイルの丸みで足が滑って船倉の底部に落下した。
 一等機関士は、乗組員の援助を得て甲板に上がり、救急車により病院に搬送された。
原因  本事故は、本船が、水島港に着岸中、降雨に備えて船倉内で本件作業を行ったのち、一等機関士が、船倉から出るために防水シートの上を足でスチールコイルの隙間を探りながら移動する際、スチールコイルの丸みで足が滑ったため、船倉の底部に落下したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(一等機関士)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。