JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-4
発生年月日 2010年04月11日
事故等種類 火災
事故等名 漁船第一英祐丸火災
発生場所 和歌山県串本町潮岬南東方沖 潮岬灯台から真方位155°29海里(M)付近
管轄部署 神戸事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年04月22日
概要  本船は、機関長ほか6人が乗り組み、平成22年4月11日12時00分ごろ、潮岬灯台から真方位155°29M付近を補機から給電しながら航行中、補機が爆発したような大きな異音を発して停止し、船内の電源が喪失した。
 操舵室で機関室監視モニターを見ていた機関長は、直ちに機関室に急行したところ、補機の周囲に黒煙と炎が立ち込めているのを認め、操舵室の持運び式の粉末消火器1本を使用して消火を行った。
 機関室の火災は、初期消火によって鎮火したが、補機が運転できなくなり、主機駆動の発電機から給電して航行を続け、16時00分ごろ、和歌山県那智勝浦町勝浦港に入航した。
原因  本事故は、本船が、潮岬南東方沖を勝浦港に向けて航行中、補機のLOが漏えいしたため、クランクピン軸受等の潤滑が阻害され、過熱してクランク室内にLOオイルミストが充満し、2番シリンダのクランクピン軸受が焼損して連接棒がクランク軸から外れ、連接棒とクランク室壁との金属接触によって発生した火花が、LOオイルミストに着火したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。