JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-4
発生年月日 2010年04月29日
事故等種類 転覆
事故等名 プレジャーヨット颯転覆
発生場所 茨城県ひたちなか市那珂湊港南防波堤灯台から真方位217°340m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年04月22日
概要  本船は、船長が1人で乗船し、友人1人(以下「同乗者」という。)を乗せ、平成22年4月29日04時30分ごろ、茨城県水戸市所在の那珂川河口の上流にあるマリーナを出航し、宮城県女川町女川港に向かった。
 本船は、船長が操縦して那珂川を下流に向けて航行し、05時00分ごろ、那珂川河口付近に達したが、磯波が立っていたことから、引き返すために反転しようとしたところ、左舷から波を受けて傾斜し、船長が船外に投げ出された。
 船長は、船尾梯子につかまっていたが、本船は、再度の波を受け、転覆した。
 本船は、その後に復原し、同乗者は、船長が落水していることに気付いたが、濃霧で次第に姿が見えなくなったので、キャビンに避難した。
 本船は、05時40分ごろ茨城県大洗町大洗海岸に漂着し、05時50分ごろ、同乗者が付近の民家から海上保安庁に通報した。
 船長は、10時20分ごろ大洗港南防波堤灯台から真方位124°650m付近で海上保安庁のヘリコプターに救助され、死亡が確認された。
 死因は、脳内出血の疑いと検案された。
原因  本事故は、海上強風警報が発表されている状況下、本船が、那珂川河口付近を航行中、引き返すために反転しようとした際、左舷から波を受けて傾斜し、再び波を受けたため、転覆したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 死亡:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。