
| 報告書番号 | MA2011-4 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年09月16日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船第六十七朝洋丸乗組員死亡 |
| 発生場所 | 北海道稚内市宗谷岬の東方18海里付近 |
| 管轄部署 | 函館事務所 |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年04月22日 |
| 概要 | 本船は、船長、漁ろう長、甲板長及び甲板員Aほか9人が乗り組み、宗谷岬の東方漁場で沖合底びき網漁の操業中、甲板員Aが左舷の網口開口板(以下「オッターボード」という。)から曳綱(以下「ワープ」という。)を外す作業を行っていたところ、11時30分ごろ、宗谷岬灯台から真方位080°18M付近において、甲板員Aの作業位置付近で異音が生じ、異音に気付いた他の甲板員が振り返って見たところ、甲板員Aが甲板上に仰向けに倒れていた。 事故の知らせを受けた漁ろう長は、船舶所有会社担当者に事故発生を船舶電話で連絡し、本船は、急ぎ稚内港に向け帰航を開始したが、約15分たっても甲板員Aの意識が混沌としたままであったことから、再度、船舶所有会社担当者に連絡して、海上保安部に巡視船の出動を要請した。 甲板員Aは、来援した巡視船により稚内市宗谷港に運ばれ、待機していた救急車により病院に搬送されたが、翌17日10時49分ごろ、転院先の病院で死亡し、死因は、脳挫傷と診断された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が宗谷岬東方沖で沖合底びき網漁の揚網作業中、甲板員Aが、オッターボードからワープを外す作業を行っていたところ、オッターボードを固定していた本件ストッパーのカップリングが破損したため、オッターボードが落ち、ワープに緊張が生じて跳ね、甲板員Aに接触し、甲板員Aが転倒して甲板に頭部を打ち付けたことにより発生した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:1人(甲板員A) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。