JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-3
発生年月日 2009年11月23日
事故等種類 死傷等
事故等名 漁船三宝丸潜水者負傷
発生場所 岩手県洋野町小子内漁港東方沖 洋野町八木港北港第1防波堤灯台から真方位137°950m付近
管轄部署 仙台事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 漁船
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年03月25日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、小子内漁港東方沖においてあわびの素潜り漁に従事していた。
 船長は、漁場を移動することとし、北方に目を向けたとき、約100m離れたところに素潜り漁に従事している僚船を認めたが、同船の陰で素潜りをしているものと思い、そのまま発進し、僚船から約30m隔てて約9ノット(kn)の速力で北進中、平成21年11月23日08時30分ごろ、接触の衝撃を感じた。
 僚船の潜水者は、自らの船を小子内漁港東方沖に錨泊させ、あわびの素潜り漁に従事し、右手に漁具を、左手にたも網をそれぞれ持ち、水深3m付近から、海底を見ながら浮上していたとき、本船と接触した。
 潜水者は、本船に救助されて小子内漁港に戻り、救急車で病院に搬送された。
 潜水者は、全身打撲、外傷性左肺挫傷、左気胸、左第4肋骨骨折を負った。
原因  本事故は、小子内漁港東方沖において、複数の僚船が接近して素潜り漁を行っている状況下、本船が北進中、船長が発進前に潜水者の所在を確認せず、また、潜水者が潜水場所を示す浮きなどを使用していなかったため、浮上中の潜水者に気付かずに航行して接触したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(潜水者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。