
| 報告書番号 | MA2011-2 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年01月01日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船海幸丸乗組員死亡 |
| 発生場所 | 長崎県平戸市生月島西方沖 生月長瀬鼻灯台から真方位310°7,300m付近 |
| 管轄部署 | 長崎事務所 |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年02月25日 |
| 概要 | 本船は、船長及び甲板員が2人で乗り組み、生月島長瀬鼻北西方約3.8海里の漁場において、船長が操舵室で操船にあたり、約5~6ノットの速力で北東進し、甲板員が船尾右舷側に立って、刺し網を海中に投入していた。 船長は、船尾甲板での網の投入状況を確認しながら操船し、長さ約600mの網を全て投入したのを確認したのち、平成22年1月1日12時30分ごろ甲板員の「あーっ」という声を聞いて船尾方を振り向いたところ、船尾ブルワーク(高さ約60cm)を越え、両手を挙げた状態で、下半身から落水していく甲板員を認めたが、一瞬で見えなくなった。 船長は、直ちに機関を後進にかけて行き足を停止し、船尾甲板に駆け付けたが、海上に甲板員の姿は見当たらなかった。船長は、網固定錨に結んだ浮標索が甲板員の足に絡まり、海中に引き込まれたと思い、同索を引き上げたものの、甲板員は浮上してこなかった。 海上保安庁や本船の所属漁業協同組合の漁船等による捜索が行われたが、甲板員は発見されず、後日、死亡届により除籍された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が生月島西方沖において投網作業中、甲板員が、網固定錨を海中に投入する際、錨に結んだ浮標索が甲板員の足に絡まったため、同索に引かれて落水したことにより発生した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:1人(甲板員) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。