
| 報告書番号 | MA2011-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年07月13日 |
| 事故等種類 | 乗揚 |
| 事故等名 | 引船第十一利丸乗揚 |
| 発生場所 | 岡山県笠岡市コゴチ島南岸付近の浅所(白石瀬戸) 沖ノ白石灯台から真方位033°400m付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 引船・押船 |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2011年01月28日 |
| 概要 | 本船は、船長ほか3人が乗り組み、空船で、船首約2.00m、船尾約3.80mの喫水をもって、広島県福山港沖を白石瀬戸に向けて航行中、雨が強くなって視界が悪くなった。 単独で船橋当直中の航海士Aは、レーダーを1.5海里レンジとして、針路約060°(真方位、以下同じ。)とし、対地速力約10ノットで自動操舵により白石瀬戸に向かった。 航海士Aは、白石瀬戸を何度も航行したことがあり、視界が悪くなったものの、左舷側の百間礁灯標の緑光や右舷船首方の沖ノ白石灯台の白光が見えていたので、目視による見張りだけでも船位を確認することができると思い、百間礁灯標を左舷正横800m付近に見るようになったころ、手動操舵に切り替え、コゴチ島と沖ノ白石灯台との間に向く針路約076°とし、沖ノ白石灯台の灯光を右舷船首方に見て航行した。 航海士Aは、ふだん白石瀬戸を東進する場合には、‘GPSプロッターに表示されていた予定針路線’(以下「本件予定針路線」という。)上を航行し、コゴチ島の南約200mのところを東進していた。 しかし、航海士Aは、レーダーやGPSプロッターにより船位を確認していなかったので、本船が本件予定針路線の北側を航行しており、コゴチ島南岸付近の浅所に向かっていることに気付かずに航行した。 本船は、平成22年7月13日02時42分ごろ、コゴチ島南岸付近の浅所に乗り揚げた。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、白石瀬戸を東進中、航海士Aが、レーダーやGPSプロッターを活用して船位の確認を行っていなかったため、コゴチ島南岸付近の浅所に向かっていることに気付かずに航行し、同浅所に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。