JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2011-1
発生年月日 2010年03月05日
事故等種類 死傷等
事故等名 ロールオン・ロールオフ及びコンテナ船ひまわり3作業員死亡
発生場所 北海道苫小牧市苫小牧港第1区勇払ふ頭4号岸壁
管轄部署 函館事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 貨物船
総トン数 5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2011年01月28日
概要  本船は、船長ほか12人が乗り組み、苫小牧港第1区勇払ふ頭4号岸壁に着岸して、本船搭載のガントリークレーン(以下「クレーン」という。)などの試運転を行って異常がないことを確認した。
 荷役作業会社(以下「A社」という。)の作業指揮者1人、クレーン操縦士1人、作業員A及び作業員Bほか1人の5人は、荷役作業を開始する前に、同作業の手順及び作業上の注意事項などを確認したのち、本船に乗り込み、クレーン操縦士がクレーンの操作を、作業指揮者、作業員A及び作業員Bほか1人が甲板上での諸作業を担当することとし、07時15分ごろコンテナの揚荷役を開始した。
 作業指揮者は、3番ハッチ内のコンテナを最後に、揚荷役を終えたので、副作業指揮者である作業員Aに声をかけたのち、荷役作業の打合せを行うため、岸壁上に降りた。
 作業員A及び作業員Bほか1人は、クレーンが3番ハッチから4番ハッチに移動するのに伴い、3番ハッチのハッチカバーをロックピンで固定する作業(以下「ロック作業」という。)を開始した。
 平成22年3月5日09時16分ごろ、3番ハッチの左舷側及び船尾側でロック作業を行っていた作業員Bと船橋でバラスト調整を行っていた一等航海士は、3番ハッチの右舷側でロック作業を行っていた作業員Aが、負傷した様子でハッチカバー上にはい上がり、倒れるのを目撃した。
 作業員Aは、搬送された病院で死亡が確認され、死因は頭蓋底骨折による出血性ショック死と診断された。
原因  本事故は、本船が苫小牧港において荷役作業中、ハッチのロック作業に従事していた作業員Aが、クレーンの脚部とハッチの側面との間に頭部を挟まれたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡:1人(作業員)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。