JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2009-11
発生年月日 2008年12月09日
事故等種類 衝突
事故等名 漁船悠号モーターボートあかね丸衝突
発生場所 大分県佐伯市蒲戸三角点から真方位108°600m付近
管轄部署 門司事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 漁船:プレジャーボート
総トン数 5t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2009年11月27日
概要  漁船悠号(はるかごう)は、船長1人が乗り組み、佐伯市蒲戸埼南西方沖で、漂泊して一本釣り漁の操業中、モーターボートあかね丸は、船長1人が乗り組み、蒲戸埼北方沖から観音鼻沖合に移動中、平成20年12月9日(火)18時03分ごろ、両船が衝突した。
 あかね丸は、船長が鼻骨骨折等を負い、左舷船首外板のき裂等が生じ、悠号は、左舷中央部ブルワークのき裂等が生じた。
原因  本事故は、夜間、蒲戸埼南西方沖において、A船が漂泊していか釣り操業中、B船が釣り場移動のため西進中、A船が、B船の接近に気付かずに漂泊を続け、また、B船が、A船の存在に気付かずにA船に向けて航行したため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
 A船がB船の接近に気付かなかったのは、船長Aが、航行する他船が漂泊して操業中のA船を避けてくれるものと考え、いか一本釣りの操業に意識を集中して周囲の適切な見張りを行わなかったことによるものと考えられる。
 B船がA船の存在に気付かなかったのは、船長Bが、それまで蒲戸埼と観音鼻の間の海域で操業中の漁船等を見かけたことがなかったことから、前方に他船はいないものと思い込み、左舷船首方の竹ケ島付近で操業する漁船群の灯火に視線を向け、釣りの方法などを考えていて、適切な見張りを行わなかったことによるものと考えられる。
死傷者数 負傷:船長(あかね丸)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。