
| 報告書番号 | MA2010-12 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年07月07日 |
| 事故等種類 | 沈没 |
| 事故等名 | 漁船かわつ丸沈没 |
| 発生場所 | 鳥取県米子市皆生漁港沖(美保湾南部) 淀江港沖防波堤灯台から真方位288°2.5海里付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2010年12月17日 |
| 概要 | 本船は、船長及び甲板員が乗り組み、両人とも救命胴衣を着用して皆生漁港を出港し、平成22年7月7日05時20分ごろ、同漁港沖約2,200mの水深約16mの漁場に到着してバイかご網漁の操業を始めた。 船長は、船尾部で腰を掛けて船外機を操縦し、甲板員が、前日に仕掛けていたバイかご網の揚収を行い、同かご網の揚収を終えたのち、今度は同かご網を仕掛けるため、船首を東方に向け、船外機を微速力後進にかけて後方に下がりながら、右舷船首から海中へバイかご網の投入を始めた。 船長は、波が船内に打ち込むようになり、船底から約10cmまで溜まったので、甲板員に波が打ち込んだことを知らせたが、甲板員は、いつも打ち込んでくる程度の少量の海水が打ち込んだものと思い、間もなくバイかご網の投入を終えることができることから、船長に対して溜まった海水をくみ出すように依頼し、同かご網の投入を続けた。 本船は、船長が溜まった海水を柄杓などで何度かくみ出したころ、左舷側から波が3度にわたって船内に打ち込み、大量の海水が入って水船状態となり、06時15分ごろ、淀江港沖防波堤灯台から真方位288°2.5海里付近で沈没した。 船長及び甲板員は、船首部に備え付けていた外径が約40cmの救命浮輪に2人でつかまって漂流していたところ、06時30分ごろ、海面清掃のために付近を航行していた漁船に救助された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が皆生漁港沖で操業中、波が船内に打ち込む状況となった際に操業を続けたため、大量の海水が船内に打ち込み、沈没したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。