JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-12
発生年月日 2010年02月27日
事故等種類 衝突
事故等名 貨物船GREEN HOPE浚渫船第三十六龍王丸衝突
発生場所 広島県福山市尾道糸崎港第1区 尾道糸崎港戸崎北防波堤西灯台から真方位015° 1,530m付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船:作業船
総トン数 10000~30000t未満:3000~5000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年12月17日
概要  貨物船GREEN HOPE(グリーン ホープ)は、船長ほか19人が乗り組み、水先人が水先業務に当たり、尾道糸崎港第1区の岸壁を離れて水路を航行中、浚渫船第三十六龍王丸は、船長ほか6人が乗り組み、作業員4人を乗船させ、同水路の外で停泊中、平成22年2月27日12時14分ごろ両船が衝突した。
 GREEN HOPEは、バルバスバウに擦過傷を生じ、第三十六龍王丸は、右舷船尾部に凹損を生じたが、両船とも死傷者はいなかった。
原因  本事故は、尾道糸崎港第1区において、A船が本件水路を南南東進中、B船が本件水路屈曲部の外で停泊中、A船が、本件水路屈曲部の中央付近に北進する引船列を視認した際、本件水路の右側端に寄って航行することとなったため、5号灯浮標を正船首方に見る状況となり、左転し、続いて右舵一杯をとって本件水路屈曲部で右回頭するように操船したが、B船に向けて航行するようになり、A船とB船とが衝突したことにより発生したものと考えられる。
 A船が本件水路の右側端に寄って航行することとなったのは、水先人Aが、引船列を視認した際、本件水路の右側に寄って航行すれば、引船列と左舷を対して安全に行き会うことができると思い、本件水路の右側に寄りながら航行しようとしていたことに加え、約0.5knの南西流によって右方に圧流されたことによるものと考えられる。
 引船列が、本件水路の右側端に寄って航行せずに、本件水路の中央付近を航行したことは、本事故の発生に関与した可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。