JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-11
発生年月日 2010年05月18日
事故等種類 死傷等
事故等名 貨物船冨士福丸乗組員負傷
発生場所 広島県福山市福山港 JFEスチール福山港導灯(前灯)から真方位214°800m付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 貨物船
総トン数 200~500t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年11月26日
概要  本船は、船長ほか5人が乗り組み、福山港内のJFEスチール原料岸壁Kバースにおいて、陸上のクレーンにより鉄スクラップ約1,200トンの荷揚げ作業が終了し、平成22年5月18日16時00分ごろ、乗組員全員で船倉内の掃除を開始した。
 甲板員(以下「クレーン操縦者」という。)は、本船の前部に装備されたクレーンの操縦を行い、船倉内に残された鉄スクラップをバケットでつかんで集める作業を行っていた。
 クレーン操縦者は、船倉内の右舷前部に残っていた鉄スクラップを集めようとして、バケットを船倉内の右舷側壁に沿って船首方向に移動させたとき、上甲板にある前部昇降口から階段を降り、船倉内の右舷前部にある開口部から船倉内に入った一等航海士の足にバケットが接触した。

 
原因  本事故は、本船が福山港で着岸して船倉内を掃除中、クレーン操縦者が、クレーンを操縦してバケットを船倉内の右舷前部付近に移動させた際、クレーン操縦者との連絡や合図の方法について打合せを行っていなかったため、一等航海士がクレーン操縦者に連絡や合図を行わずに船倉内の右舷前部にある開口部から船倉内に入り、一等航海士の足にバケットが接触したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(一等航海士)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。