JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-11
発生年月日 2009年08月01日
事故等種類 乗揚
事故等名 漁船三野丸乗揚
発生場所 東京都三宅村大久保浜沖 伊豆岬灯台から真方位037°1,250m付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年11月26日
概要  本船は、船長ほか5人が乗船し、東京都三宅島阿古漁港を出航して、同島大久保浜沖の漁場に向かった。
 船長は、三宅島大防鼻の東方沖で、出航後の時間経過から、仕掛けていた刺し網の沖に到達したものと思い、同刺し網に近づくつもりで、右転し、操舵室の天井から頭を出したところ、刺し網の場所を示すボンデンに付けた明かりがまだ先にあり、予定の位置より100mほど手前であることに気付いたが、その直後、船底から衝撃音が聞こえ、船体が大きく揺れた。
 船長は、機関を後進にかけ、乗揚箇所からの離脱を試みたが、船内に浸水が認められたので、携帯電話で漁協に乗揚げを通報し、救助を依頼した。
 船長及び乗組員は、岩礁伝いに陸に避難した。
 本船は、クレーン船によって吊り上げられ、陸揚げされたのち、廃船とされた。
原因  本事故は、夜間、本船が、三宅島北部の大久保浜沖において刺し網に接近しようとした際、出航後の時間経過から刺し網の沖に到着したものと思い込んで予定場所の手前で右転したため、大久保浜に向けて航行し、浅瀬に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。