
| 報告書番号 | MA2010-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年05月09日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 漁船啓千航丸モーターボートアモール号衝突 |
| 発生場所 | 岡山県倉敷市六口島西方沖 六口島灯標から真方位229°1.4海里付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 漁船:プレジャーボート |
| 総トン数 | 5t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2010年10月29日 |
| 概要 | 漁船啓千航丸(以下「A船」という。)は、A船の船長(以下「船長A」という。)ほか1人が乗り組み、六口島南西方沖の漁場でゴチ網漁業を操業し、1回目の揚網を終えて北方に約7ノット(kn)の速力(対地速力、以下同じ。)で北に向けて移動を始めた。 船長Aは、六口島西方沖で周囲の山を見ながら投網予定場所を決めて機関を中立とし、投網準備作業に取りかかって間もなく、衝突の約10秒前に右舷前方から接近するモーターボートアモール号(以下「B船」という。)を初めて視認し、B船に対して大声で叫び、前進惰力をとめようとして機関を全速力後進にかけたが、平成22年5月9日06時05分ごろ、A船の右舷前部とB船の船首とが衝突した。 船長Aは、所属する漁協の職員に海上保安庁への連絡を依頼した。 B船は、B船の船長(以下「船長B」という。)が1人で乗り組み、衝突の約10分前、六口島南方を通過して同島の西方沖に向く針路とし、約9knで手動操舵により西進した。 船長Bは、いすに座って操舵に当たっていたところ、眠気を催すようになったが、いすに座った状態で当直を続けるうち、居眠りに陥った。 B船は、船長Bが居眠りしていたため、A船が前路で停船したことに気付かずに航行を続け、A船と衝突してA船に乗り上げた。 船長Bは、衝突の衝撃で目覚め、機関を後進にかけてA船から離れ、A船に横付けして巡視艇が到着するのを待った。 |
| 原因 | 本事故は、六口島西方沖において、A船が北進中、B船が西進中、船長Aが、周囲の見張りを行わずに投網予定場所で停船し、また、船長Bが、居眠りに陥ったため、前路で停船したA船に気付かずに航行を続け、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(啓千航丸甲板員) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。