JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-10
発生年月日 2009年11月08日
事故等種類 沈没
事故等名 モーターボート浪漫亭沈没
発生場所 石川県金沢市 金沢港西防波堤灯台から真方位025°3.5海里付近
管轄部署 神戸事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年10月29日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、友人3人を同乗させ、石川県内灘町所在のマリーナの北西約3~4km沖で釣りを行い、平成21年11月8日(日)08時20分ごろ、釣り場を移動していたところ、主機の排気管に設けられている排気ガスと冷却海水とを混合するミキシング部から海水が漏えいして、機関室が浸水した。
 船長は、主機を停止し、ビルジポンプで排水を試みたが、約10分間で蓄電池が過放電して排水できなくなったことから、マリーナに救援を要請したのち、乗船者全員に救命胴衣の着用を指示した。
 本船は、船尾が沈下するのに伴って機関室への浸水量が更に増え続けた。
 09時00分ごろ、本船は、船首を上に向けてほぼ垂直の態勢で沈没した。
 海面に漂っていた乗船者4人は、10時00分ごろから10時30分ごろにかけて、船長の急報を受けて駆けつけた来援船に救助され、マリーナに帰港した。
 船長は、低体温症と過労のため、5日間の入院加療となったが、同乗者3人に負傷等はなかった。
原因  本事故は、本船が、金沢港西防波堤灯台北北東沖において釣り場を移動中、主機の排気管に設けられたミキシング部から海水が漏えいして機関室が浸水したため、浮力を失ったことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 負傷:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。