
| 報告書番号 | MA2010-9 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年06月21日 |
| 事故等種類 | 死傷等 |
| 事故等名 | 漁船第一宝昌丸乗組員負傷 |
| 発生場所 | 新潟県粟島浦村粟島北西方沖 粟島灯台から真方位316°15.0海里付近 |
| 管轄部署 | 仙台事務所 |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2010年09月17日 |
| 概要 | 本船は、船長及び甲板員Aほか3人が乗り組み、平成21年6月21日10時00分ごろ、粟島北西方沖で機関を中立運転として、縄に結ばれたえびかごの引き揚げ作業中、左舷船尾にいた甲板員Aは、ベルトコンベヤー上にかご2つが止まってたまっているのを見て、ベルトコンベヤー外舷側の左舷通路用板を歩いてかごのところに向かった。 甲板員Aは、操舵室後部の機関室囲壁の上に設置された機関駆動の揚縄用ドラム(以下「ドラム」という。)に近づいた際、縄が右腕に絡んで上半身から右膝までをドラムに巻き込まれた。 他の乗組員は、甲板員Aがドラムに巻き込まれた瞬間を見ていなかったが、近くで作業をしていた甲板員Bが、甲板員Aがドラムに巻き込まれているのに気付き、ドラムのスイッチを切って回転を停止した。 10時05分ごろ、船長は、事故の発生を所属漁業協同組合支所に連絡し、同支所担当者は、救急車の出動を要請した。 本船は新潟県村上市寝屋漁港に帰港し、甲板員Aは、救急車からヘリコプターに引き継がれて病院へ搬送され、肝臓破裂、右足下部骨折、右肋骨高肩骨折、右腕神経損傷の重傷と診断された。 |
| 原因 | 本事故は、本船が粟島北西方沖でえびかごの引き揚げ作業中、甲板員Aが、回転しているドラムに近づいた際、縄が右腕に絡んだため、ドラムに巻き込まれたことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 負傷:1人(甲板員) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。