JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-8
発生年月日 2009年05月16日
事故等種類 火災
事故等名 漁船第二十一共栄丸火災
発生場所 不明(青森県八戸市鮫角灯台から真方位084°128海里(M)付近(概位 北緯40°45′東経144°23′)で本船の小型船舶用膨張式救命いかだが発見された。)
管轄部署 仙台事務所
人の死傷 死亡:負傷
船舶種類 漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年08月27日
概要  本船は、船長ほか甲板員3人が乗り組み、三陸沖で操業中、平成21年5月16日03時30分ごろ機関室付近から出火した。
 本船は、船舶電話で救助の要請を行おうとしたが、船橋内に煙及び火炎が充満して連絡できず、自主的に搭載していた小型船舶用膨張式救命いかだ(以下「本船救命いかだ」という。)に乗組員全員が移乗して退船した。
 発生場所海域では、翌17日午後からしだいに天候が悪化し、夜半には大時化状態となり、本船救命いかだは転覆した。
 船長及び甲板員Aは、転覆した状態の本船救命いかだにはい上がったが、甲板員B及び甲板員Cが行方不明となった。
 僚船、水産庁、海上保安庁及び自衛隊による捜索の結果、5月20日12時40分ごろ本船救命いかだが発見され、船長及び甲板員Aは救助されて病院に搬送されたが、船長の死亡が確認され、甲板員Aは凍傷及び四肢廃用症候群と診断された。
 船長の死因は溺水による窒息死であり、死亡推定日時は5月18日00時00分ごろと診断された。
 甲板員B及び甲板員Cは、7月13日死亡認定により除籍された。
原因  本事故は、本船が、三陸沖で操業中、機関室内から出火したことにより発生したものと考えられる。
死傷者数 死亡3人(船長ほか甲板員2人)、負傷1人(甲板員)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。