JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2010-7
発生年月日 2010年02月06日
事故等種類 火災
事故等名 貨物船TONG AN HAI火災
発生場所 福岡県博多港 箱崎ふ頭第16号岸壁
管轄部署 門司事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 500~1600t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年07月30日
概要  本船は、船長ほか10人が乗り組み、2月6日早朝博多港箱崎ふ頭に右舷着けし、08時20分ごろスクラップの積荷を始めた。
 積荷は2人の作業者により2台の油圧ショベル(重量約8t、キャタビラー駆動、グラブ付)を使用して行われた。陸上の作業者Aは、スクラップを掴んで船倉に落し、船倉内の作業者Bは、それを適当に移動し、踏みつけて均していた。
 作業者Bは、後部から前方に向かって作業を進め、船倉底から高さ約1.2mで最初の層を積み終えた10時30分ごろ、作業者Bが左舷最前部のスクラップから黒煙が出ているのを発見した。
 作業者Bは、直ちに作業者Aに連絡し、両人が持ち運び式粉末消火器を使用したが消火できなかった。
 乗組員は、消火部署を配置し、海水を放水したが消火できなかった。
出荷積荷業者は消防署に通報し、消防車、消防艇が出動して消火活動が行われ、13時25分ごろ鎮火した。
原因  本事故は、本船が、博多港において家電などを破砕加工したスクラップを積荷中、スクラップ自体が自然発火したため、スクラップに延焼したことにより発生した可能性があると考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。