JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2010-7
発生年月日 2009年10月25日
事故等種類 乗揚
事故等名 遊漁船芳漁丸乗揚
発生場所 和歌山県印南町 印南港横島防波堤灯台から真方位287°1.4海里付近
管轄部署 神戸事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 遊漁船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2010年07月30日
概要  本船は、船長が1人で乗り組み、釣り客4人を乗せ、平成21年10月25日02時10分ごろ、和歌山県田辺湾から印南漁港に向け帰航を開始した。船長は、操舵室左舷側のいすに腰を掛けて操船に当たり、約18ノットの速力で、手動操舵により北西進中、翌日の遊漁客への対応や燃料の補給などについて考えて、操船に意識を集中していなかったので、予定変針場所で変針せずに北西進を続けた。
 船長は、行き過ぎたことに気が付いて右舵をとったが、平成21年10月25日02時45分ごろ、印南漁港西側の浅瀬に乗り揚げた。
 乗揚げ後、船長は、携帯電話で親族に連絡し、釣り客から消防本部に連絡がなされた。
 本船は、僚船により印南漁港までえい航されたのち、廃船となった。
原因  本事故は、夜間、本船が田辺湾から印南漁港に向けて帰航中、船長が、予定変針場所を通過して北西進を続けたため、印南漁港西側の浅瀬に乗り揚げたことにより発生したものと考えられる。
 船長が予定変針場所を通過して北西進を続けたのは、翌日の遊漁客への対応や燃料の補給などについて考えて、操船に意識を集中していなかったことによる可能性があると考えられる。
死傷者数 負傷:船長及び釣客2人
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。