
| 報告書番号 | MA2009-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2008年10月03日 |
| 事故等種類 | 転覆 |
| 事故等名 | 漁船長久丸転覆 |
| 発生場所 | 和歌山県串本町串本港沖 戸島埼灯台から真方位101°1.1海里付近 |
| 管轄部署 | 神戸事務所 |
| 人の死傷 | 死亡:負傷 |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2009年10月30日 |
| 概要 | 漁船長久(ちょうきゅう)丸は、船長ほか乗組員1人が乗り組み、和歌山県串本町の大島北岸沖の平瀬で、いせえび刺網漁の操業中、平成20年10月3日概ね04時、右舷側から磯波を受けて転覆した。 乗組員が死亡し、船長は救助されたが、頭部に裂傷を負った。長久丸は、付近の海岸に打ち上げられたが、船体が破断し全損となった。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、本船が、和歌山県大島北岸沖の漁場において、仕掛けた刺網を揚網しようと、磯波が発生するおそれのある陸岸寄りの漁場に進入したため、2波の磯波を続けて受けて本船が転覆したことにより発生したものと考えられる。 本船が磯波の発生するおそれのある漁場へ進入したのは、船長が、沖で小さなうねりを感知していたものの、漁場付近では船体が大きく動揺することがなかったことから、陸岸に近寄っても危険な磯波が発生していないと思ったことによる可能性があると考えられる。また、事故当時、暗夜で、磯波の発生状況を把握することが困難で あったことが、関与した可能性があると考えられる。 乗組員が死亡したことについては、乗組員が救命胴衣を着用していなかったことが関与した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | 死亡:乗組員、負傷:船長 |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。