
| 報告書番号 | MA2010-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年04月01日 |
| 事故等種類 | 沈没 |
| 事故等名 | 引船第十二天帝沈没 |
| 発生場所 | 宮城県女川港石浜ふ頭南岸 女川港南防波堤灯台から真方位329°1,035m付近 |
| 管轄部署 | 仙台事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 引船・押船 |
| 総トン数 | 5~20t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2010年01月29日 |
| 概要 | 本船は、船長1人が乗り組み、台船の船尾に船首を着けた押船として、宮城県出島漁港から建設資材を運搬して女川港に帰港し、平成21年3月16日16時00分ごろ同港石浜ふ頭南岸に左舷付けで係留された。 船長は、台船の荷揚げ作業を終了した後、本船の機関室等を見回って異常のないことを確認して操舵室出入り口を施錠し、同日17時00分ごろ本船を無人として下船し、石巻市の自宅に向かった。船長は、海上が荒れ模様であり、本船の使用予定がしばらくなかったことから、基地である石巻港に後日、本船を回航することとした。 船長は、これまでも、本船を無人として女川港に長期間係留することがあり、係留中に問題が生じたことはなかったことから、翌日以降、訪船することはなく、船体及び機関室の点検を行わなかった。 本船は、無人のまま係留中、機関室が浸水したことによって浮力を喪失し、4月1日07時40分ごろ付近住民によって台船後部に係止された船首部のみを残して沈没しているところを発見された。 本船は付近の岸壁に引き揚げられたが、プロペラの周囲に取り付けられたプロペラガードの底側が上方に曲がっており、船底のき裂又は穴は肉眼では発見されなかった。 |
| 原因 | 本事故は、本船が女川港において無人で係留中、係留していた約2週間の間に船底に生じた微細なき裂又は穴から海水が機関室に浸入したため、本船が沈没したことにより発生した可能性があると考えられるが、その前提状況が不明のため、事故の原因を明らかにすることはできなかった。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。