JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2020-10
発生年月日 2019年06月26日
事故等種類 死傷等
事故等名 旅客船カムイワッカ55旅客及び乗組員負傷
発生場所 北海道斜里町ウトロ漁港北東方沖 宇登呂灯台から真方位052°9.3海里付近
管轄部署 函館事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 旅客船
総トン数 5~20t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2020年11月26日
概要  旅客船カムイワッカ55は、船長及び甲板員1人が乗り組み、旅客37人を乗せ、北海道斜里町知床半島西側沖を航行中、令和元年6月26日14時20分ごろ、船底が岩礁に接触した後に機関を後進として急停止し、反動により旅客12人及び甲板員1人が転倒するなどして負傷し、シューピースに凹損を生じた。
原因  本事故は、知床半島西側沖において、本船が、遊覧航行中、浅瀬及び岩礁など航行の支障となるものを避けて定められた本件基準経路から離れて本件岩礁に接近したため、シューピースが本件岩礁に接触し、接触に気付いた船長が機関を後進として急停止し、反動により、旅客12人及び甲板員1人が、転倒し、あるいは腰を掛けていた木製ベンチから転げ落ちるなどして、体を甲板及び船上設備等に打ち付けたことにより発生したものと考えられる。
 本船が本件基準経路から離れて本件岩礁に接近したのは、船長が、海岸付近に岩礁が点在していることを承知していたものの、海岸に熊を発見し、旅客に同熊を見せる目的で海岸に接近したことによるものと考えられる。
死傷者数 負傷:旅客12人、甲板員
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。