
| 報告書番号 | keibi2009-10 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年05月05日 |
| 事故等種類 | 運航不能(航行設備故障) |
| 事故等名 | 漁船第三十一幸栄丸運航不能(推進器損傷) |
| 発生場所 | 宮城県金華山灯台から真方位131°370km付近 |
| 管轄部署 | 横浜事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 漁船 |
| 総トン数 | 100~200t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2009年10月30日 |
| 概要 | 本船は、平成20年9月、定期検査の際、抜き出したプロペラ軸の磁気探傷を行い、異常のないことを確認した。その後本インシデント発生までの操業中、船体がゆさゆさと大きく揺れたことがあった。通常より大きい揺れだったが、浮遊ロープ類がプロペラ軸に巻きついたときの揺れ方と同じだったので、凪になってから潜水して確認したが、プロペラ軸に巻きついているものはなかったので、そのまま操業を継続することとした。 本船は、平成21年5月4日14時00分ごろ、11人が乗り組み操業中、乗組員1人が体調不良となったことから、直ちに操業を中止して最寄りの福島県小名浜港に向け、機関回転数300rpmにかけ、帰航を開始した。 翌5日18時30分ごろ、船橋当直部員がドーンという物が落ちたような音を聞いたので、周囲を点検したものの、異状がなかったので、そのまま航行を続けていたところ、同日21時20分ごろ、主機の過給機が急にサージングし始めたので、21時25分ごろ、いったん主機を停止し、点検したが異状がなかったので、21時30分ごろ、主機を再び始動して前進にかけたものの、航行できなくなった。 |
| 原因 | 本インシデントは、本船が小名浜港に向け航行中、プロペラ軸に生じていたき裂が進行して同軸が折損したことにより発生した可能性があると考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。