JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2019-8
発生年月日 2017年06月17日
事故等種類 衝突
事故等名 コンテナ船ACX CRYSTALミサイル駆逐艦USS FITZGERALD衝突
発生場所 静岡県南伊豆町石廊埼南東方沖 石廊埼灯台から真方位113°12.3海里付近
管轄部署 事務局
船舶種類 貨物船:公用船
総トン数 10000~30000t未満:5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表説明資料
公表年月日 2019年08月29日
概要  コンテナ船ACX CRYSTALは、船長、二等航海士及び甲板手ほか17人が乗り組み、京浜港東京区に向けて静岡県南伊豆町石廊埼南東方沖を北東進中、ミサイル駆逐艦USS FITZGERALDは、艦長、当直士官3人及び甲板手ほか288人が乗り組み、石廊埼南東方沖を南進中、平成29年6月17日01時30分34秒ごろ、両船が衝突した。
 USS FITZGERALDは、乗組員7人が死亡、3人が負傷し、右舷艦体中央前部外板の破口等を生じて浸水し、ACX CRYSTALは左舷船首部ブルワークの曲損等を生じた。
原因  本事故は、夜間、石廊埼南東方沖において、ACX CRYSTALが北東進中、USS FITZGERALDが南進中、USS FITZGERALDが、ACX CRYSTALの北方を並走していた外航コンテナ船に注意してACX CRYSTALの見張りを適切に行っておらず、針路及び速力を維持して航行し、また、ACX CRYSTALが、針路及び速力を維持して航行したため、両船が衝突したものと考えられる。
 USS FITZGERALDがACX CRYSTALの北方を並走していた外航コンテナ船に注意してACX CRYSTALの見張りを適切に行っていなかったのは、USS FITZGERALDの右舷船首方に外航コンテナ船が接近していたこと及びACX CRYSTALのレーダー情報が確実に入手されなかったことによる可能性が考えられる。
 ACX CRYSTALが針路及び速力を維持して航行したのは、自船が針路及び速力を保つ船舶であり、USS FITZGERALDに対する昼間信号灯の照射を行ったことから、USS FITZGERALDが気付いてACX CRYSTALを避けると思ったことによるものと考えられる。
死傷者数 死亡:乗組員7人(USS FITZGERALD)、負傷:艦長、乗組員2人(USS FITZGERALD)
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。
    なお、動画はWMV形式でデータ速度は1000kbpsです。