
| 報告書番号 | keibi2015-7 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2014年07月14日 |
| 事故等種類 | 衝突 |
| 事故等名 | 旅客船PANSTAR DREAM漁船若吉丸衝突 |
| 発生場所 | 愛媛県今治市梶取ノ鼻西南西方沖 来島梶取鼻灯台から真方位252°2.4海里付近 |
| 管轄部署 | 広島事務所 |
| 人の死傷 | |
| 船舶種類 | 旅客船:漁船 |
| 総トン数 | 10000~30000t未満:5t未満 |
| 報告書(PDF) | 公表 |
| 公表年月日 | 2015年07月30日 |
| 概要 | A船は、船長A及び航海士Aほか45人(大韓民国籍20人、フィリピン共和国籍24人、ウクライナ籍1人)が乗り組み、旅客55人を乗せ、約19ノット(kn)の速力(対地速力、以下同じ。)で、梶取ノ鼻西南西方沖を南西進中、A船とB船とが衝突した。 B船は、船長Bが1人で乗り組み、梶取ノ鼻西方沖で漁を終え、約4knの速力で、手動操舵により今治市菊間港に向けて南南西進した。 船長Bは、左舷後方に来島海峡航路西口から出航するA船の灯火を視認したが、左舷後方から接近するA船がB船を避けてくれるものと思い、船首方にいる多くの船舶を見ながら南南西進を続けていたところ、左舷後方からA船が発したせん光に気付き、衝突の危険を感じ、右舵一杯を取ったが、平成26年7月14日22時35分ごろ、B船の船尾部とA船の右舷船首部とが衝突した。 船長Bは、海上保安庁に本事故の通報を行った。 |
| 原因 | 本事故は、夜間、梶取ノ鼻西南西方沖において、A船が南西進中、B船が南南西進中、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 |
| 死傷者数 | なし |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(MP4) | |
| 備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。