報告書番号 | MA2016-6 |
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発生年月日 | 2014年06月05日 |
事故等種類 | 死傷等 |
事故等名 | 旅客船はまかぜ旅客負傷 |
発生場所 | 愛知県西尾市佐久島北西方沖 波ヶ埼灯台から真方位318°1.0海里付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 負傷 |
船舶種類 | 旅客船 |
総トン数 | 5~20t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2016年06月30日 |
概要 | 旅客船はまかぜは、船長及び甲板員1人が乗り組み、旅客9人を乗せ、愛知県西尾市一色港から佐久島西港に向けて佐久島北西方沖を南東進中、平成26年6月5日 09時43分ごろ、連続した高い波を乗り越えた際に船体が波間に落下し、旅客3人が負傷した。 |
原因 | 本事故は、本船が、強風注意報、波浪注意報及び海上強風警報が発表され、波高が約1.0~1.5mある状況下、西港に向けて一色港を出港した後、周辺海域に比べて高い波が発生する本件海域を速力約19knで南東進中、発生した波高約1.5m以上の本件高波を同じ速力で乗り越えたため、船体が波間に落下し、旅客3人が、臀部から座席に落下して衝撃を受けたことにより発生したものと考えられる。 本船が、発生した波高約1.5m以上の本件高波を同じ速力で乗り越えたのは、本件船長が、ふだんの航海速力より減速し、西方経路を航行していたので、更に減速しなくても航行に支障はないと思っていたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 負傷:旅客3人 |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。