報告書番号 | MA2014-8 |
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発生年月日 | 2014年03月09日 |
事故等種類 | 死傷等 |
事故等名 | 瀬渡船釣潮丸釣り客死亡 |
発生場所 | 長崎県長崎市仏鼻付近 長崎市所在の能瀬灯標から真方位338°2,300m付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 死亡 |
船舶種類 | 瀬渡船 |
総トン数 | 5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2014年08月29日 |
概要 | 瀬渡船釣潮丸は、操縦者が1人で乗り組み、長崎県長崎市仏鼻の岩場で釣り客の瀬渡し作業中、岩場から同船に移乗しようとしていた釣り客1人が、平成26年3月9日12時00分ごろ同船の乗降用タラップから落水し、死亡した。 |
原因 | 本事故は、本船が仏鼻の岩場で釣り客の瀬渡し作業中、本件釣り客が、釣り道具等の荷物で両手が塞がった状態で本件タラップから本船に乗り込もうとしたため、釣り竿及び餌箱を持った左腕が向かって左側のハンドレールに当たり、体勢が左方向に崩れた際、クーラーボックスを放した右手で一旦は左側のハンドレールをつかんだものの、体を支え切れず、落水したことにより発生したものと考えられる。 |
死傷者数 | 死亡:1人(釣り客) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。