報告書番号 | MA2015-1 |
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発生年月日 | 2012年03月08日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | 貨物船JNS-2漁船長宝丸衝突(漁具) |
発生場所 | 山口県上関町祝島西方沖 祝島灯台から真方位255°8.4海里付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 死亡 |
船舶種類 | 貨物船:漁船 |
総トン数 | 500~1600t未満:5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2015年01月29日 |
概要 | 貨物船JNS-2は、船長ほか9人が乗り組み、伊予灘を西進中、漁船長宝丸は、船長が1人で乗り組み、伊予灘で底びき網をえい網して西北西進中、平成24年3月8日11時01分ごろ、山口県上関町祝島西方沖において、JNS-2の船首部と長宝丸のえい網索とが衝突した。 長宝丸は、転覆して船長が死亡し、操舵室に圧壊等を生じ、JNS-2は、船首部、右舷外板等に擦過傷を生じた。 |
原因 | 本事故は、祝島西方沖において、A船が西進中、B船が底びき網をえい網して西北西進中、船橋当直中の船長Aが船橋を離れており、また、B船が衝突前まで進路及び速力を保持して航行したため、A船の船首部とB船のえい網索とが衝突したことにより発生した可能性があると考えられる。 船橋当直中の船長Aが船橋を離れたのは、腹痛を感じ、トイレに行こうとしたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 死亡:1人(長宝丸船長) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。