JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-5
発生年月日 2011年06月12日
事故等種類 衝突
事故等名 貨物船大船山丸遊漁船ひさ丸衝突
発生場所 東京都大島町大島北西方  東京都大島町所在の伊豆大島灯台から真方位305°4.5海里付近
管轄部署 事務局
人の死傷 負傷
船舶種類 貨物船:遊漁船
総トン数 200~500t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年05月25日
概要  貨物船大船山丸は、船長ほか4人が乗り組み、京浜港を出港して南西進中、遊漁船ひさ丸は、船長が1人で乗り組み、釣り客3人を乗せて漂泊して釣り中、平成23年6月12日(日)11時00分ごろ大島北西沖において両船が衝突した。
 ひさ丸は、釣り客1人が負傷し、右舷側に亀裂を生じた。大船山丸は、船首部に擦過痕を生じた。
原因  本事故は、もやがかかった状況の大島北西沖において、A船が南西進中、B船が漂泊中、船長A及び船長Bが、共に見張りを行っていなかったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。
 船長A及び船長Bが、共に見張りを行っていなかったのは、もやがかかった状況下、レーダーを使用せずに目視だけで見張りを行い、他船を認めなかったので、他船がいないものと思い込んだことによるものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(釣り客)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。