JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-3
発生年月日 2010年08月28日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 モーターボートSAN衝突(防砂堤)
発生場所 石川県金沢市金沢港 金沢港西防波堤灯台から真方位099°660m付近
管轄部署 事務局
人の死傷 負傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年03月30日
概要  モーターボートSANは、船長が1人で乗り組み、同乗者2人を乗せ、金沢港のマリーナに向けて帰航中、平成22年8月28日(土)23時55分ごろ、同港内の防砂堤に衝突した。
 SANは、船長及び同乗者2人が負傷し、左舷船首部に破口を生じた。
原因  本事故は、夜間、本船が、金沢港のマリーナに向けて帰航中、単独で操船に当たっていた船長が、適切な見張りを行っていなかったため、本件灯浮標の灯光を確認できず、本件防砂堤に接近していることに気付かずに航行し、本件防砂堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。
 船長が、適切な見張りを行っていなかったのは、魚群探知機の画面を見ることに意識が向いた状態で航行していたことによるものと考えられる。
死傷者数 負傷:3人(船長及び同乗者)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。