JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-1
発生年月日 2010年11月17日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 貨物フェリー第三南海丸衝突(防波堤)
発生場所 鹿児島県奄美市名瀬港沖防波堤 名瀬港沖防波堤仮設灯台から真方位270°110m付近
管轄部署 事務局
人の死傷 負傷
船舶種類 貨物船
総トン数 500~1600t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年01月27日
概要  貨物フェリー第三南海丸は、船長ほか8人が乗り組み、旅客2人を乗せ、名瀬港を南進中、平成22年11月17日(水)05時34分ごろ名瀬港沖防波堤に衝突した。
 第三南海丸は、旅客1人及び乗組員1人が軽傷を負い、船首部を大破し、名瀬港沖防波堤を損壊した。
原因  本事故は、夜間、本船が、名瀬港を南進中、船長Aが、レーダーによる船位の確認を行っていなかったため、沖防波堤に向首して接近していることに気付かずに航行し、沖防波堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。
 船長Aが、レーダーによる船位の確認を行っていなかったのは、左舷側を反航する漁船に注意を向けていたことによるものと考えられる。
死傷者数 負傷:2人(旅客及び乗組員)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。