報告書番号 | MA2010-7 |
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発生年月日 | 2009年04月26日 |
事故等種類 | 浸水 |
事故等名 | モーターボートアサヒチャージャー115浸水 |
発生場所 | 滋賀県近江八幡市沖島南西沖 沖之島村二等三角点から真方位231°2,100m付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | |
船舶種類 | プレジャーボート |
総トン数 | 5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年07月30日 |
概要 | モーターボートアサヒチャージャー115は、船長ほか同乗者2人が乗船し、琵琶湖の沖島南西沖を航行中、平成21年4月26日(日)09時18分ごろ、波が船内に打ち込んで、船尾が水没した。 アサヒチャージャー115は、船外機等に濡れ損を生じたが、死傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、本船が、強風注意報が発表されていた琵琶湖の沖島南西沖を航行中、時化てきた際、沖島東方沖の水域に向けて航行したため、船長が沖島東方の水域に白波を認めて帰航しようと反転して西寄りの波高約2mの波を船首に受けて西進し、船首が西寄りの波に乗り上げたのち、機関が停止して操縦不能となり、左舷船尾側から波が打ち込んで浸水したことにより発生したものと考えられる。 本船が、沖島東方沖の水域に向けて航行したのは、船長が、沖島の島陰であれば比較的穏やかで釣りができると思っていたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。