JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2025-12
発生年月日 2025年06月14日
事故等種類 衝突
事故等名 セメントタンカー第二十六すみせ丸引船きのくにはしけDSB801衝突
発生場所 和歌山県和歌山下津港 和歌山北港西防波堤灯台から真方位287°1,530m付近
管轄部署 神戸事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船:引船・押船:非自航船
総トン数 500~1600t未満:5~20t未満:その他
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2025年12月18日
概要  セメントタンカー第二十六すみせ丸は、東南東進中、また、引船きのくには、はしけDSB801をえい航して西北西進中、第二十六すみせ丸とはしけDSB801とが衝突した。
原因  本事故は、夜間、和歌山下津港において、A船が東南東進中、B船引船列が西北西進中、船長Aが、左舷船首方に接近するB船引船列を認めた際、B船引船列がA船の左舷を対して通過すると思い込み、針路を保持したため、また、船長Bが、右舷船首方にまぶしい明かりを見た際、目視のみに頼ってレーダーを活用した適切な見張りを行っていなかったため、同灯りをA船の明かりと認識するのが遅れ、船首方にA船を認めた際、気が動転して航路外に避けようと左舵一杯としてA船の前路に向けてB船引船列が航行することとなり、A船とC船とが衝突したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。