JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2025-11
発生年月日 2024年06月14日
事故等種類 死傷等
事故等名 水上オートバイ武志乗組員等死傷
発生場所 熊本県菊池川(同県玉名市と同県和水町との境界を流れる菊池川に建造された白石堰の下流側)  白坂三等三角点から真方位158°880m付近
管轄部署 長崎事務所
人の死傷 死亡:負傷
船舶種類 水上オートバイ
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2025年11月20日
概要  水上オートバイ武志は、菊池川を下流に向かって航行中、白石堰を乗り越えて下流側の川底に落下し、船長が投げ出されて死亡するとともに同乗者が負傷した。
原因  本事故は、本船が、菊池川を下流に向かって航行中、上流側と下流側との高低差が約3.5mある白石堰を乗り越えたため、同堰の下流側に落下し、船長が投げ出されてコンクリートの川底で全身を強打し、また、同乗者が何らかで頭部を打ったことにより発生したものと考えられる。
 本船が白石堰を乗り越えたことについては、船長が白石堰の存在を認識していなかったこと又は白石堰の存在は認識していたものの、その構造を理解していなかったことによるものと考えられる。
死傷者数 死亡:船長、負傷:同乗者1人
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。