運輸安全委員会トップページ > 船舶 > 報告書検索 > 報告書検索結果 > 概要

概要

報告書番号	keibi2025-10
発生年月日	2024年11月07日
事故等種類	衝突
事故等名	貨物船いなりゅう漁船富栄丸衝突
発生場所	香川県直島町柏島西方沖俎石灯標から真方位133°1.4海里付近
管轄部署	広島事務所
人の死傷	負傷
船舶種類	貨物船:漁船
総トン数	200～500t未満：5t未満
報告書（PDF）	公表
公表年月日	2025年10月30日
概要	貨物船いなりゅうは、西進中、また、漁船富栄丸は、北北西進中、両船が衝突した。
原因	本事故は、A船が西進中、B船が北北西進中、機関士Aが、北北西方に航行しているB船がA船を避航するものと思い、同じ針路及び速力を保持したため、また、船長Bが、北北西進中、目視で備讃瀬戸東航路を航行するA船を認めたものの、B船の航行する海域に向かってくることはないと思い、前部甲板のいけすをのぞき込むように漁獲物の整理等を行い、A船に対する継続した見張りを行っていなかったため、A船との距離が至近になるまで気付かず、両船が衝突したものと考えられる。
死傷者数	負傷：船長（富栄丸）
勧告・意見
情報提供
動画（MP4）
備考

※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

報告書の本文中「3　分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。