JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2025-5
発生年月日 2022年09月05日
事故等種類 転覆
事故等名 作業船第六さわき丸転覆
発生場所 秋田県秋田船川港秋田区 秋田北防波堤灯台から真方位127°1,480m付近
管轄部署 仙台事務所
人の死傷 死亡
船舶種類 引船・押船:非自航船:作業船:作業船
総トン数 5~20t未満:1600~3000t未満:5t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2025年05月29日
概要  押船第71さわき丸は、クレーン付台船第7大雄号と押船列を構成し、第7大雄号に作業船第18さわき丸及び作業船第六さわき丸を横抱きした状態で航行中、第18さわき丸から第六さわき丸を引き離すため、作業員が第7大雄号から第六さわき丸に移乗して操船中、第六さわき丸が転覆した。 
 第7大雄号の作業員1人が死亡し、第六さわき丸は、船外機の濡損等を生じた。
原因  本事故は、A船押船列がC船及びD船を横抱きした状態で航行中、C船からD船を引き離そうとして、作業員B₂がD船に移乗して船外機の操作を行っていたところ、急な操舵(前進操作、右旋回)により、左舷傾斜が増大してD船が転覆した可能性があると考えられる。
死傷者数 死亡:作業員1人
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。