報告書番号 | keibi2025-4 |
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発生年月日 | 2024年07月02日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | 漁船第六十八神洋丸漁船第五十八海漁丸衝突 |
発生場所 | 宮崎県延岡市北浦港南方沖 北浦港宮野浦東防波堤灯台から真方位189°1,650m付近 |
管轄部署 | 門司事務所 |
人の死傷 | |
船舶種類 | 漁船:漁船 |
総トン数 | 200~500t未満:5~20t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2025年04月24日 |
概要 | 漁船第六十八神洋丸は、東南東進中、また、漁船第五十八海漁丸は、北西進中、両船が衝突した。 |
原因 | 本事故は、視程が約50mに制限された中、A船が北浦港を南進中、B船が高島と島浦島間の水域を北西進中、船長Aが、反航する複数の小型船が、低速力で航行するA船を避けてくれると思い、同港内の東側に設置された養殖施設や耳ホゲと称する岩場との距離を保つことに意識を向けたまま緩やかに左転したため、また、船長Bが、レーダーでA船を初認した際、狭い水路で行き合うA船は水路の右側に寄ってB船の左舷側を通過すると思い、早期に大きく進路を変えないまま航行したため、両船が衝突したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。