報告書番号 | MA2025-4 |
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発生年月日 | 2024年03月19日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | 押船第二海峡浚渫船第五青竜プレジャーボート泰丸衝突 |
発生場所 | 宮崎県宮崎市宮崎港東方沖 宮崎港南防波堤仮設灯台から真方位114°2.5海里付近 |
管轄部署 | 門司事務所 |
人の死傷 | |
船舶種類 | 引船・押船:作業船:プレジャーボート |
総トン数 | 5~20t未満:500~1600t未満:5t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2025年04月24日 |
概要 | 押船第二海峡は、浚渫船第五青竜を押航して北北西進中、また、プレジャーボート泰丸は、船首を西方に向けて釣りをしながら錨泊中、第五青竜と泰丸とが衝突した。 第五青竜は、右舷船首部の錨に擦過傷を生じ、また、泰丸は、左舷中央部外板の亀裂等を生じた。 |
原因 | 本事故は、宮崎港東方沖において、風力5の北西風及び北北西からの波高約1~1.5mのうねりがある状況下、A船押船列が北北西進中、C船が船首を西方に向けて釣りをしながら錨泊中、甲板員Aが、前路に他船はいないと思い、船首方の見張りを適切に行っていなかったため、前路で錨泊中のC船に気付かず、また、船長Cが、航行中の船舶がC船を避けてくれると思い、周囲の見張りを行っていなかったため、衝突を避ける措置を採るのが遅れ、両船が衝突したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。