JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2025-3
発生年月日 2024年06月08日
事故等種類 衝突
事故等名 遊漁船福丸プレジャーボートひめはな衝突
発生場所 神奈川県横須賀市観音埼南東方沖  観音埼灯台から真方位121°2.8海里付近
管轄部署 横浜事務所
人の死傷 負傷
船舶種類 遊漁船:プレジャーボート
総トン数 5t未満:5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2025年03月27日
概要  遊漁船福丸は、船首を北北西方に向けて漂泊して釣り中、また、プレジャーボートひめはなは、北進中、両船が衝突した。
 福丸は、釣り客4人が軽傷を負い、操舵室左舷側の圧壊等を生じ、また、ひめはなは、右舷船首部外板の亀裂等を生じた。
原因  本事故は、観音埼南東方沖において、A船が船首を北北西方に向けて漂泊して釣り中、B船が自動操舵で北進中、船長Aが、GPSプロッターを見ながらクラッチと舵輪を操作して船位を保持するとともに、釣り客の状況確認を行い、周囲の見張りを適切に行っていなかったため、また、船長Bが、同乗者Bとの会話及び魚群探索に意識が向き、見張りを行っていなかったため、両船が衝突したものと考えられる。
死傷者数 負傷:釣り客4人
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。